コンパートメント症候群

コンパートメント症候群は、閉じた筋膜空間(コンパートメント)の組織圧が増加することが原因で起こる病態です。罹患したコンパートメント内の神経と筋肉への循環が傷害されます。下腿の4つのコンパートメントの罹患頻度が一番高いですが、 前腕、上腕、肩、大腿、臀部などの部位の罹患患者も見ることがあります。本症候群は、骨折、重篤な打撲傷、肢圧迫をともなう薬剤過剰投与、火傷、激しい運動などにより引き起こされます。最初の傷害が、四肢の閉鎖された筋膜コンパートメント内に出血、浮腫、またはその両方を起こします。それからコンパートメント内液圧が増加し、虚血を引き起こします。



上肢のコンパートメントの内容に対する障害が、永久的ならば、フォルクマン拘縮(Volkman Contracture)となります。この合併症を予防するため、圧が高い場合には、迅速な診断と罹患コンパートメントの減圧つまり筋膜切開を速やかに行う必要があります。コンパートメント内圧が40mmHg以上が 1つの目安とされています。処置が遅れると、筋肉、腱、神経組織が壊死に陥ります。


特に本疾患の頻度が高い下腿には、筋膜に囲まれたコンパートメントが4つ存在します。

(1)前方コンパートメント(anterior compartment)

(2)外側コンパートメント(lateral compartment)

(3)浅後方コンパートメント(superficial posterior compartment) (4)深後方コンパートメント(deep posterior compartment)


疼痛・腫脹・圧痛は、上記(1)から(4)においてそれぞれ下腿前外側、下腿外側、下腿後方、下腿内側後方に起こります。下記の5つのPが臨床的特徴として知られています。


・痛み(pain)

・感覚障害(paresthesia)

・麻痺(paralysis)

・蒼白(pallor)

・脈拍の消失(pulseless)



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