経皮的椎体形成術

椎体骨圧迫骨折は、高齢者の骨粗鬆症から起こる骨折の1つで、下位胸椎から腰椎への移行部に起こることが多いです。体幹を曲げたり、重量物を持ち上げることで起こります。また垂直方向への転落により起こることもあります。



治療は、まず安静、鎮痛剤の投与とバックブレースの装着を行います。その後に手術を検討します。従来は、開腹術等による脊椎固定術(k142)が行われていましたが、骨セメントを用いた経皮的椎体形成術(k142-4)が使われるようになりました。これは骨折した椎体の中に骨セメントを注入し椎体を安定させる手術です。骨セメントを注入する前に徐々にバルーンを膨らませ、つぶれた椎体を持ち上げることもあります。除痛効果が高いと考えられています。


経皮的椎体形成術(percutaneous vertebroplasty; PVP)は、脊柱の後彎矯正にも役立つことからバルーン椎体形成術(balloon kyphoplasty; BKP)とも呼ばれます。2011年に保険収載されました。



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