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◇◆医学豆知識メルマガ Vol. 7◆◇ 2009.6.12

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緑内障
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 緑内障とは視神経が損傷される病気で、眼圧が高くなった結果生ずると考えられて
います。緑内障の病気が進行してしまうと視力喪失が回復不能となります。
(正常眼圧:10~20mmHg、平均:14~16mmHg)
眼圧上昇は眼球の房水の生産量と排出量の不均衡によります。房水の流れを妨げ
られることにより眼圧が高くなった結果、視神経乳頭が眼球内側から圧迫されて
(陥凹)、視神経が損傷されるのです。
失明する怖い病気として青底翳(あおそこひ) ともいわれていました。
緑内障は日本における中途失明原因の上位疾患です。

 年齢別有病率は40歳代、50歳代、60歳代それぞれ2%、3%、8%といわれて
います。緑内障は、一般に眼圧上昇を伴うことが多いと思われていますが、
実は正常眼圧で発症する緑内障(正常眼圧緑内障)が全体の6割を占めて
います。よって緑内障を発症していても眼圧の検査だけでは異常が発見されない
ことも多いため、40歳を過ぎたら年に1回は眼底検査をすることがお勧めです。

緑内障の危険因子は
 (1)40歳以上
 (2)家族歴
 (3)遠視または近視
 (4)糖尿病
 (5)コルチコステロイド薬の長期服用
 (6)眼科外傷の既往 
などです。特に、糖尿病やステロイド投薬時に発症することがあるため、
基礎疾患の有無に注意することが重要です(これは続発性緑内障とよばれます)。

 急性の緑内障は突然激しい眼痛、頭痛、眼の充血を生じます。全体の1割を占め
ます。早急に加療を行わなければ視神経障害を起こして視力が低下します。
しかし、それ以外の緑内障の場合には、一般には末期に至るまで自覚症状は
ありません。視力低下、視野欠損、視野狭窄(求心性視野狭窄)を初めて自覚する
ころには、残念ながら緑内障は末期です。私たちの目は両目で視野をカバーして
おり、多少の視野欠損には気づきにくいのです。

 緑内障の検査としては、眼圧測定、検眼鏡検査、スリットランプ検査、視野検査、
隅角鏡検査などが行われます。検査結果に「神経線維層欠損(nerve fiber layer
defect; NFLM)」という所見があった場合は要注意です。神経線維層欠は、
乳頭陥凹拡大や視野欠損に先行して生じる最早期の緑内障性の眼底変化です。

 緑内障治療には点眼治療と手術による治療があります。
点眼薬として用いられる薬には
 (1)ベータブロッカー
 (2)プロスタグランジン製剤
 (3)アルファ作動薬
 (4)炭酸脱水酵素阻害薬
 (6)コリン作動薬 などがあります。

手術による治療には、
 (1)開放隅角緑内障に対するレーザー線維柱帯形成術
 (2)閉塞隅角緑内障レーザー周辺虹彩切除術またはレーザー虹彩切開術
 (3)濾過手術とよばれる線維柱帯切除術 
などが行われます。緑内障は」片眼の手術後に他眼にも発症することもあり、
適切な治療が行われなければ視神経萎縮(網膜の裏に視神経がたくさんあって、
圧迫され視神経が委縮します)から失明することもあります。

いずれにせよ緑内障を発症したら眼圧を下げるための点眼薬を生涯続ける必要が
あります。

引受査定
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 緑内障(高眼圧症)については、正式な診断名、罹患期間、現在の視力、眼圧、
眼底検査所見、視野障害の有無、点眼薬の種類、手術名の告知を求めることが
重要です。 上記内容を含む眼科専門医の診断書があるとさらに良いでしょう。

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判例解説解説セミナー第4回について(御礼)
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来る7/16(木)に開催いたします上記セミナーにつきまして、定員となりましたため
受付は締め切らせていただきました。誠にありがとうございます。
なお、キャンセル待ち等については、下記までお気軽にお問合わせください。
当日は皆さまに会場にてお会いできることを楽しみにしております。

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