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◇◆医学豆知識メルマガ Vol. 160◆◇ 2017.02.03

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陥入爪(かんにゅうそう)
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陥入爪とは、爪の先端や側面が軟部組織(爪内部の肉)にトゲの様に刺さって
炎症を生じた状態をいい、足の母趾に多く生じます。また、陥入爪が高度に弯
曲したものを巻き爪と呼んでいます。

原因
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●深爪
清潔を保つため深く爪を切りすぎる傾向の人に多く、先端や側面の盛り上がっ
た肉に生えてきた爪の先端が刺さって陥入爪となります。

●合わない靴
合わない靴を何時間も履いていると爪が変形し陥入爪となります。

●外傷
物を落としたりぶつけたりという怪我やサッカーなどのスポーツも、つま先に
大きな刺激を与えるので陥入爪となるリスクは高くなります。

●体質・遺伝
まれなケースですが、陥入爪になりやすい体質が遺伝することがあります。
人間の体の中でも爪や指の形は両親に似る傾向があるといわれています。

●爪白癬
長年爪白癬におかされた爪の形に合わせて形成された皮膚に、伸びてきた正常
な爪が食い込むために、まれに発症することがあります。

●その他
肥満や妊娠等の急激な体重増加、長時間の歩行や登山も原因となります。

症状
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爪の先端や側面が肉に食い込むため痛みが生じます。さらに傷口から細菌が侵
入すると赤く腫れ上がって化膿し(化膿性肉芽腫)、歩行が困難になることも
あります。
さらに、不自然な歩き方により足、膝が痛くなり、腰痛を引き起こす原因にも
なります。

合併症
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巻き爪、血管拡張性肉芽腫、蜂窩織炎(ほうかしきえん)

治療
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保存的治療法としては、適度な爪の長さに保つ方法や爪下にガーゼやフィルム
を挿入し爪を浮き上がらせる治療、皮膚を引っ張り爪から離すテーピング法、
ワイヤーで矯正する方法等がありますが、改善しない場合や再発を繰り返す場
合には、外科的治療法を行います。爪は根元の爪母という場所で作られている
ので、爪を切除しただけではまた生じてくるため、爪母も同時に切除すること
が必要です。または、爪を切除後に組織腐食作用があるフェノールを爪母に塗
ることにより再発を防ぐ手術、フェノール法(保険適応)もあります。高度の
巻き爪の場合で、爪の下の骨が隆起して爪床を押すことで両端が刺さるように
陥入するときには、隆起した骨の一部を削ることもあります。

予後
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爪を根元の爪母から切除する根治療法の場合、再発はほぼないとされています
が、保存的治療では一時的に治癒しても再発することがあります。

引受査定のポイント
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現症は、死亡保険は標準体での引受が可能ですが、医療保険は部位不担保等の
条件付きと思われます。
既往症(根治)については、全て標準体での引受が可能と思われます。

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ご意見・ご質問はinfo@hokensatei.comまでお寄せください。

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