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◇◆医学豆知識メルマガ Vol. 153◆◇ 2016.10.08

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テニス肘(上腕骨上顆炎)
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テニス肘とは、主にテニス等のストロークを繰り返すことにより疼痛が生じる
スポーツ障害です。バックハンドテニス肘(上腕骨外側上顆炎)が多いですが、
フォアハンドテニス肘(上腕骨内側上顆炎)やサーブ型テニス肘(後方障害)
というものもあります。

疫学
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バックハンドテニス肘の発生頻度が70%~80%ともいわれており、一般的
にテニス肘という場合はこちらを指します。頻度としては、若年層よりは30
代後半から50代に多く、テニスでの発症としては、初心者、女性、中高年に
多いといわれてます。

原因
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ボールがラケットにあたる時の衝撃が、手首を動かす伸筋やその付着部に繰り
返し生じることにより、筋の変性、微小断裂、骨膜の炎症が生じることが原因
とされています。上腕骨は、肩関節から肘までの1本の骨ですが、肘部分では
外側上顆と内側上顆に分かれており、バックハンド時は手首を背屈する(甲側
に曲げる)筋肉がついている上腕骨外側上顆に、フォアハンド時には手首を掌
屈(掌側に曲げる)する筋肉がついている上腕骨内側上顆に力が加わります。
テニス以外でも、ゴルフ、バドミントン、卓球、剣道などのスポーツや、大工
や重いものを持つ職種、近年では、肘に負担のかかるビジネスパーソンにも生
じることがあるようです。

症状
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バックハンドテニス肘ではバックハンド時に肘の外側に、フォアハンドテニス
肘ではフォアハンド時に肘の内側に疼痛が生じます。また、テニス以外の日常
生活でもタオルを絞る、ドアのノブを回すなどの手首を使う動作時に肘部から
前腕にかけて疼痛が生じます。

診断・検査
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問診でスポーツ歴や手首を使う動作や頻度等を聞き、手関節伸展試験、中指伸
展試験、椅子試験等の疼痛誘発検査を行い診断します。レントゲン写真では異
常はみられませんが、経過が長い場合には外側上顆部に筋肉の走行に沿う淡い
白い石灰化がみられることがあります。

治療
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局所を安静にするためテニスを休ませ、前腕ストレッチング、筋力トレーニン
グ等のリハビリ、温熱、低周波、レーザー光線などの理学療法、テニス肘用サ
ポーター、消炎鎮痛剤の内服や外用などを行います。急性期にはステロイドの
局所注射が行われることもありますが、無効な場合には外科的手術を行います。
術式としては、伸筋腱起始部解離術、伸筋筋膜切開術、輪状靭帯や関節包の部
分切除、関節内の滑膜切除術などがあります。(関節鏡下手術含む)

引受査定のポイント
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現症は、死亡保険は標準体での引受が可能ですが、医療保険は引受可~部位不
担保と思われます。
既往症は、死亡保険も医療保険も引受が可能と思われます。

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ご意見・ご質問はinfo@hokensatei.comまでお寄せください。

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